株式投資

【人気高配当銘柄50社】高成長率ランキング

皆さんこんにちは。

あくろすです。

【人気高配当銘柄50社】の財務図解を行ってきたわけですが、各銘柄の比較を行ったら面白いだろうな…

ということで各種ランキングを作成することにしました。

まずは【利益成長(増加)率】です。

利益が成長している基本的に株価も上昇し、配当額もアップするので非常に重要な要素です。

どの銘柄がどのような順位になったか…

まずはトップ10のランキングからいきましょう。

利益成長率ランキング トップ10

第10位 東ソー (4042)

10年間平均利益成長率(%) … 14.3%

利益成長に多少のでこぼこがあるものの、営業キャッシュフローをともなって安定して利益を稼いでいます。

成長率も平均してみると14.3%と申し分なく、この10年間で利益が6倍超となりました。

配当も毎年ではないものの増配を続け、結果的には10年間で配当は6倍超となっています。

利益が落ち込む場面があれば積極的に仕込んでいきたい優良銘柄ですね。

第9位 TAKARA&COMPANY (7921)

10年間平均利益成長率(%) … 14.6%

安定成長を続ける超優良な高配当銘柄。

安定しているのにその成長率も高く、10年平均で14.6%もあります。

配当に関しては、もっともっと増配していいですね。

配当性向が30%にまで下がっているので、かなり増配余力があります。

利益の安定成長と増配余力がともにあり、文句なくオススメできる優良銘柄ですね。

第8位 スズデン (7480)

10年間平均利益成長率(%) … 16.3%

ここ数年で一気に利益を伸ばしてきました。

営業キャッシュフローも伸びているので、一過性の利益成長ではない…とは思ったりします。

とはいえ安定はしないので、注意は必要ですね。

配当に関しても上下が激しく、大幅な増配と減配がここ数年ありました。

とはいえ利益・配当ともに増加傾向ではあると思うので、上手く仕込んでおきたい高配当銘柄ですね。

第7位 ヒューリック (3003)

10年間平均利益成長率(%) … 16.5%

10年間の利益成長率は16.5%と素晴らしく、利益が10年で5倍にもなっています。

なにより素晴らしいのが営業キャッシュフローを稼ぎまくっている点。

利益の2倍~3倍もの営業キャッシュフローを稼いでいるキャッシュリッチ企業です。

当然多額のキャッシュを将来の利益成長のために設備投資をしたり、配当を支払ったりと自由に使えるので、こういったキャッシュリッチ企業はオススメです。

第6位 黒崎播磨 (5352)

10年間平均利益成長率(%) … 16.6%

利益の増減が激しいので判断は難しいですが、10年平均でみると利益成長率16.6%の高成長率銘柄。

配当は業績に連動しているので増減が激しいですが、2013年から2022年にかけては配当額が約6倍にもなっています。

第5位 住友林業 (1911)

10年間平均利益成長率(%) … 18.1%

続いては好業績が多い住宅業界から住友林業です。

2021年から2022年に一気に業績を伸ばしましたが…

これはちょっと出来すぎのような気もしますね。

2023年には減益予想となっていますし、ここまでの成長力はないのかなと思います。

とはいえ増益基調ではあるので株価と配当利回りを見ながら狙っていきたい銘柄ですね。

第4位 ヤマハ発動機 (7272)

10年間平均利益成長率(%) … 18.7%

第4位はヤマハ発動機ですが、

こちらもちょっと注意が必要。

2013年頃の業績が悪く、2022年は円安効果もあって高い業績になったので、

年18.7%の利益成長率となっていますが、ここまでの成長率はありそうにありません。

個人的には5-10%くらいの成長率かなと。

配当額もある程度業績に推移しているので減配に注意!

第3位 内外トランスライン (9384)

10年間平均利益成長率(%) … 22% 

第3位は内外トランスラインがランクイン。

10年間の平均利益成長率は22%となっています。

2021年から爆発的に利益を伸ばしてしますが…

営業キャッシュフローをともなっているので、まぐれというわけでもなさそう。

PERは現在5倍台なので、保有していても面白いかもしれません。

なにせ配当性向が約18%にまで落ち込んでいるので、今後の増配も期待を込めて。

第2位 アサヒ (5857)

10年間平均利益成長率(%) … 23.2%

第1位 ケイアイスター不動産 (3465)

10年間平均利益成長率(%) … 34.6%

第1位にランクインしたのは…

ケイアイスター不動産です。

平均利益成長率34.6%と爆発的に成長をしています。

住宅業界は好業績が多いですが、こちらは別格ですね。

現在株価が下落してPERは6倍割れで、配当利回りが5%を超えています。

これなら買ってもよいと思える方が多いのではないでしょうか。

利益成長ランキング 1位~50位

【人気高配当銘柄50社】の全体ランキングはこちらになります。

業績のブレが大きい、ENEOS・淺沼組・日本製鉄は利益成長率の算出ができなかったのでランキング外となっています。

こうしてみていると、高配当銘柄でありながら利益成長率の高い銘柄も多いですね。

業績に安定感のある銘柄の利益成長率ランキング

高配当投資をしていて安心して長期保有できるということは非常に重要。

そこで業績に安定感のある銘柄を8社選んで、利益成長率でランキング作成しました。

画像がない銘柄は上記の利益成長ランキングトップ10に入っていてそちらに画像があります。

それではいってみましょう。

第8位 日本電信電話 (9432)

利益成長率 … 4.4%

第7位 SPK (7466)

利益成長率 … 5.4%

第6位 沖縄セルラー電話 (9436)

利益成長率 … 8.2%

第5位 三菱HCキャピタル (8593)

利益成長率 … 9.1%

第4位 KDDI (9433)

利益成長率 … 10.2%

第3位 モーニングスター (4765)

利益成長率 … 10.7%

第2位 TAKARA&COMPANY (7921)

利益成長率 … 14.6%

第1位 ヒューリック (3003)

利益成長率 … 16.5%

いかがでしたでしょうか。

こちらの銘柄は業績・配当額ともにこの10年間安定して右肩上がりの銘柄です。

どの銘柄も安心して投資できるのではないでしょうか。

繰り返しますが、利益成長(増加)すると株価もアップし、配当額もアップします。

非常に重要な要素の一つなので各社比較してよく検討してくださいね。