ゴルフのクラブ選びで大事なこと。
それはどの番手ならどのくらいのロフト角があり、飛距離はどれくらいになるのか。
アイアンはセットで買うので問題はないと思いますが、特にウェッジを買うときには非常に重要になってきます。
それではご覧ください。
アイアンのロフト角と飛距離
アイアンの飛距離は同じクラブでも、その人のヘッドスピードによって違ってきます(同じヘッドスピードでも打ち方などにより違ってきますが)。
一般的な男性のヘッドスピード(40M/S)での番手ごとの飛距離はこのような感じです。
番手 | ロフト(度) | 飛距離(ヤード) |
4 | 21~23 | 180 |
5 | 24~26 | 170 |
6 | 27~29 | 160 |
7 | 31~33 | 150 |
8 | 35~37 | 135 |
9 | 39~41 | 120 |
PW | 44~46 | 105 |
AW | 50~52 | 90 |
SW | 56~58 | 70 |
ロフト角とは
ゴルフクラブのロフト角とは、クラブのシャフトに対するフェースの角度のこと。
ロフト角が小さいほど球筋が低くなり、ボールは遠くへ飛びます。
その反対にロフト角が大きいほど球筋が高くなり、ボールは飛ばなくなってきます。
ロフト角によってボールがどのように飛ぶか変わってきて、それがアイアンの番手の違いということですね。
AW・SWを買うときはロフト角に注意
何度のロフト角のAW・SWを買うかは持っているクラブによって違ってくる
アイアンセットを買う場合、5番アイアンからPW(ピッチングウェッジ)までのセットを買うことがほとんどだと思います。
そしてAW(アプローチウェッジ)とSW(サンドウェッジ)を追加購入することになると思いますが…
AWとSWをただ買えばよいというわけではありません。
例えばPWのロフト角が46度で、58度のSWを先に買ったとしましょう。
この場合、50度のAWを購入してしまっては飛距離がばらばらになってしまう。
PWとAWのロフト角の違いは4度であるのに対して、AWとSWのロフト角の違いは8度も違ってくるからです。
この場合は52度のAWを買うのが正解。
これならPW(46度)とAW(52度)とSW(58度)でロフト角は6度刻みになりました。
PW・AW・SWのロフト角を均等に
このようにPW・AW・SWのロフト角を均等にしておけば、その飛距離の違いも均等にすることができます。
PWのロフト角が何度かはアイアンセットによって違ってきますので、そのアイアンのカタログスペックをチェックしましょう。
そしてそのロフト角の違いについてですが、4度~6度にするといいですよ。
そうすると飛距離が15~20ヤードくらい違ってくるので、クラブセッティング的にちょうどいい飛距離の違いになってきます。
自分自身の番手ごとの飛距離を知ろう
ゴルフのラウンドで一番重要になってくるのは、自分自身の飛距離を知っておくこと。
どの番手ならどのくらいの飛距離を飛ばすことができるのかを把握することがなによりも重要です。
残り120ヤードだとして、どのクラブで打ったらよいのか分からなければ困っちゃいますものね(笑)。
練習やラウンドをしながら、どの番手ならどのくらい飛んでいるのかは常にチェックしましょう。
そうして自身の飛距離、特にアイアンの飛距離を把握することができればスコアアップにもつながってきます。