優良企業へ投資することは非常に多くのメリットがあります。我々投資家にとっては優良企業へ投資することこそが一番大事であり、成功への近道です。
優良企業とは
この投資法での優良企業の定義は、
- 高い利益成長率を誇ること
- 業績が安定している
であり、アルファベット(グーグル)やアップルのような世界トップの企業を指します。圧倒的な収益性を誇るこれらの企業に投資することは多くのメリットがあります。
メリット① 長期投資することで高いリターンを得られる
高い利益成長率はそのまま投資家の投資収益率を高めてくれます。成長率の高い企業へ投資をすると、適正な株価であればそのまま高い成長率が高いリターンとなって帰ってきます。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
メリット② 安定した投資ができる
これらの企業は業績が安定しているので、安定した、安全な投資をすることができます。投資をする上ではこのことが最も重要であり、業績の安定している優良企業へ投資をすることで安全な投資をすることができます。
メリット③ 価値に対して割安な値段で買うことができる
株価下落時に安心して買える
これらの企業へは株価下落時に安心して買い向かうことができます。例えば景気後退時にはほぼ全ての企業の株価が大幅に下落しますが、これらの優良企業はそもそも赤字に陥ることもなく、多少の減益で景気後退を乗り切る力を持っているので、株価が下がっていても安心して投資をすることができます。
通常時でも割安
また、通常時においても株価は割安であることが多いです。
皆さんもアルファベットやアップルといった世界トップの企業は成長率が低いと思い込んでいませんか?実際にはアルファベットのEPSは10年で7.5倍、アップルは5.6倍にもなっています。
収益性の高い世界トップの企業は利益の伸び率も多くの投資家が考えているよりも高く、結果として株価は割安に放置されています。例えば10年間投資した場合の期待収益率を計算したならば、他の投資先よりも割安であることが分るでしょう。
株価が割安・割高であるということはPERだけでは判断できません。期待収益率を計算して初めて判断できるのですが、ほとんどの投資家は期待収益率を計算しようともしません。PERだけを見てなんとなく株価が割安・割高であるのではないかと判断しています。
企業によって成長率、適正なPER、それにより理論株価は違ってくるので、それらをはじき出し、期待収益率を計算し・比べてみて初めて株価が割安・割高であるということが分かります。多くの投資家はこの作業をしていないので判断ができず、結果として優良企業を割安な値段で放置していることが多いのです。