プロはもちろん、アマチュアでもあまり使う人がいない謎のクラブ、
「チッパー」
たまに見かけてもその使う人はおじいちゃんで、まわりで誰も使っていないので敬遠しちゃいますよね。
だけど初心者から中級者までチッパーには大きなメリットがあります。
それは…
グリーン周りでダフリやトップといったミスを激減させてくれること。
これは非常に大きいですよ。
スコアアップに直結すること間違いなし。
誰も使っていないなら、使ってまわりに差をつけちゃいましょう。
初心者と中級者にもメリットが多いチッパー
チッパーのメリット
特に初心者、そして中級者の方にチッパーは大きなメリットがあります。
それは…
●グリーン周りでのダフリ、トップがでにくい
●方向性が操作しやすい(まっすぐ転がしやすい)
ということ。
グリーン周りでのダフリ、トップがでにくい
グリーンに近くなればなるほど、ダフリやトップになる恐怖に襲われることはありませんか?
私もしょっちゅうです(笑)
特に冬場で芝が薄かったり、ピンに近すぎたりでボールを上に上げることが難しいシチュエーションでは実際にダフったり、トップなどのミスをしてしまいがちですよね。
これは初心者だけではなく、中級者でもよくあると思います。
そんな時にチッパーの出番。
ダフリやトップといったミスに強いのでそういったミスをかなり軽減してくれます。
これでグリーン周りの往復とはおさらば!!
スコアアップにつながってくれるでしょう。
方向性が操作しやすい(まっすぐ転がしやすい)
そしてもう一つのメリットが、方向性が良く、まっすぐ転がせるということ。
アプローチでフェースを閉じたり開いたり、ボールを前に置いたり後ろに置いたりしていると、方向性の調整にも難しかったりします。
しかしチッパーならパターに近い感覚で打て、決まった打ち方をすればよいのでボールはまっすぐ転がってくれます。
パターで極端に右左いく人はいませんよね?
それに近く、チッパーはアプローチ時の方向性も良いのです。
自分に合うチッパーをみつけよう
チッパーを使う上で大事なのは自身のフィーリングに合うチッパーを見つけること。
転がし専門でもウェッジ形状のチッパーとパター形状とがありそれは迷うところですが、自分に合ったチッパーを見つけた時は非常に大きな力になってくれます。
ウェッジ形状のチッパー
ウェッジを使っているような感覚で構えたい、といった方にはこのような形状がオススメ。
特にPINGのチッパーは上級者であっても違和感なく構えられると思います。
パター形状のチッパー
パターのように構えたいって方はこちら。
オデッセイなんてまんまパターですね(笑)
パターのように構え、パターのように打てば簡単に転がって行ってくれます。
チッパーの選び方についてはこちらの記事で。
チッパーのデメリット
メリットが多いチッパーですが、デメリットもあります。
それは、汎用性に欠けるので普通のウェッジに比べて様々な打ち分けができないということ。
普通のウェッジであれば、1本のクラブで高く上げたり転がしたりできますが…
チッパーは転がし専門。
ゴルフでは使用クラブに14本という本数制限がありますので、汎用性に欠けるということはデメリットになります。
ただ、これは上級者の話。
スプーン(3番ウッド)など使いこなすことが難しいクラブを抜き、クラブが規定本数の14本に満たないならば、このデメリットはありません。
チッパーを使いこなすのに練習が必要ないとは言いませんが、他のウェッジよりもはるかに少ない練習で使いこなすことができる。
よって特に初心者にとってはデメリットはほとんどなく、メリットが多いクラブだと言えるでしょう。
チッパーを使っているとカッコ悪い?
チッパーを使っているとカッコ悪い?
チッパーをクラブセッティングに入れるか悩んでいる人は
「カッコ悪いと思われるのではないか?」
と思っている方がほとんどなんではないでしょうか。
しかし、それは心配ないと思いますよ。
使いこなせない上級者用のクラブでダフったり、グリーン周りを行ったり来たりする方がカッコ悪い。
そう思いませんか?
ゴルフが上達して、チッパーを抜いた方がスコアが上がると思ったら抜けばいいんです。
スコアアップのために使うべきクラブを使う。
その方がきっと「この人はゴルフを分かっているな」と思われますよ。
見た目がカッコいいチッパーも
こちらはオノフの「フロッグス ランニング ウェッジ N.S.PRO 950 neo WEDGE」ですが、
見た目がいいですよね。
まあ、私がオノフ好きというのもありますが…
最近は見た目がカッコいいチッパーも沢山。
きっと貴方の気に入る見た目のチッパーもあるはずです。
その他このようなチッパーもあります
チッパーの使い方・打ち方
チッパーは基本的にグリーン周りで転がす時に使います。
距離は30ヤード程度が限界でしょうか。そして高い球は打てないので、バンカー越えなど高い球が必要な時は使えません。
チッパーの打ち方
チッパーはパターの時のように打ちます。
これだけ。
簡単ですよね。
必要なのはどれだけの振り幅ならばどれだけの距離がでるかを把握すること。
10ヤード、20ヤード、30ヤードをとばすにはどれだけの振り幅なのかを練習しておけば、かなりピンに寄せられるようになると思います。
いかがでしたでしょうか。
これを読んでいただいたらチッパーが欲しくなってきたのではないでしょうか。
デメリットはほとんどなく、グリーン周りと限定だが簡単に自信を持って打てるクラブ。
クラブの本数に余裕があるならば入れて損はないと思いますよ。